効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米国の家庭用電力販売量

米国のEIAの発表によると、米国の家庭用電力販売量はこのところ減少を続けているということだ。ピーク時に比べると9%の減少だという。その原因は太陽光発電と蓄電池が家庭に普及してきたことにあるらしい。2,016年の数字を2,010年から見ると7%の減少になっていて、これを州別に見ると、2,010年の数字を超えているのは全米で9つの州だけになっている。減少が顕著なのはハワイとカリフォルニア州で、どちらも住宅に太陽光発電の普及が進んでいる。ハワイでは15%、カリフォルニアでは6%が太陽光発電からの電力供給が行われている。さらには、多くの州で実施されているエネルギー消費の効率化施策が効を奏して始めていることも貢献しているとのこと。調査対象になった住宅のうち18%には白熱電球が使われていないという結果も出ている。照明については日本の方が効率傘進んでいるだろう。そして、住宅へ取り付けられる太陽光発電も米国と同じ方向に向かうだろう。