効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

荒川水系給水制限

国土交通省関東地方整備局と東京都、埼玉県、水資源機構などは20日荒川水系取水制限を21日午前9時以降、これまでの10%から20%に引き上げることを決めた。上流の4カ所のダムの貯水量が少雨で低下した状態が続いているためで、同水系で20%の取水制限となるのは1994年以来となる。このところ毎日のようにテレビのトップニュースが日本各地の水害を報じるものだったから、違和感もないではないが、このところ降っている雨は極めて局地的に集中して降ったからだ。水道用水は両都県などが他の河川から多めに取水するなど工夫することで、住民の日常生活への影響はない見通し。農業用水については作物への影響を最小限にするため、水路のゲート操作をきめ細かく行うなどの運用で対処するという。今年のように集中豪雨が各地であったという記憶はこれまでにないような気がする。これは多分に海水温の上昇が原因ではないかと思う。気象情報を見ていても、全線の動きが例年とは大きく異なっている。これが今後も続くとすれば、農業、特に米の生産には致命的な影響が出るかも知れない。天気だけは予防の方法がないのが厄介だ。最近の猛暑日が各地に連続しているのも心配だ。まさに気候異変が起きていることは確かだろう。