効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

街灯のスマート化

街灯をLEDに取り換えるのは全国的に拡がっているが、通信を使ってLEDを制御するということは、海外では始まっているが、日本ではまだ一般化していない。街灯の「スマート化」と言われるが、これを全国に先駆けて京都府木津川市がモデル実証することになったらしい。高の原駅前周辺の歩道と土師山公園内の半径約200メートルのエリアに、ネットワークLED化した街灯23基、人感センサー2台を設置して、点灯時間や照度などを通行量や時間帯に応じて遠隔操作で調整する。実証事業では、電力削減量や電力以外のコストダウンの確認、通行量分析による街灯ごとの最適照度の決定などを行うという。海外で行われ始めているLED自体を通信制御の一部に組み込むものではなさそうだ。それはともかく、LEDに変えることによってどれほど電力消費が削減できたかを定量的に報じた発表を見たことがないので、是非この実証テストの結果を追いかけて具体的な数字を示して欲しいものだ。