効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

リチウムイオン蓄電池の性能が急速に良くなる

本当に毎月と言って良いくらいに蓄電池の性能がよくなるということが報じられる。今日も、リチウムイオン電池の容量を従来比5割、寿命を7割高めた電池技術が開発されたという記事があった。主要部材の電極にシリコンを採用すれば大容量化は可能だが、シリコンだと電気が流れる銅箔が剥がれやすい難点があったのを、同社は剥がれにくい特殊樹脂の接着材を開発。シリコン製リチウムイオン電池の実用化にめどをつけたということだ。「ポリイミド樹脂」という耐熱性が高く電気が流れやすい高機能樹脂を用いた接着材を開発し、シリコンの粉と接着剤を混ぜて銅箔に塗ることで、剥がれにくい負極材を作ったということだ。コストもそれほど高くはないだろう。この調子でいくと、住宅向け蓄電池の利用が今後急速に普及し、いわば家電商品のように扱われるようになるかも知れない。