効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

自然エネルギー専門家会議

先週に続いてまた上京。今日は午後から霞ヶ関にある飯野ホールで自然エネルギー財団が開催した専門家会議があり、それに招待されたからだ。指名された人しか参加できないという、ある意味名誉ある会合で、毎年参加させて貰っているのは嬉しいこと。明日Revision2017という会合がある前夜会議だ。海外からも多くの人が参加し、国内では名の知れた方も多い。議論された内容を具体的には述べられないが、日本でいま自然エネルギーや自由化を巡って使われている用語が、世界から見ると意味が通じない物になっているということを感じた。やはりまだこれまでの大電力事業者の影響が強く、送配電系統の管理も完全には一元化されず、さらには、発電がまだ切り離されていないから仕方がない面もあるが、業界が複雑な用語を使い、不確かな定義を示しているから、素人には極めて分かりにくい。海外から来た人も、どういう意味で使っているのかと尋ねることも多かった。明日の会合にも出席するが、どのような展開になるか楽しみだ。