効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

溶融シリコンで蓄エネルギー

南オーストラリアにある企業が、地球上には無限とも言えるほどあるシリコンを使って、電力、熱の保存をこれまでの手法に比べて極めて低いコストでできる技術を開発したそうだ。シリコンを電力で加熱し溶かすことによってということだが、シリコンの溶融温度は1,414度で、この企業の名前もこれを利用している。シリコンを詰めた缶体に余剰の電力を流して溶融させ、その熱を使って必要な時に発電、あるいは地域への熱供給をするというシステムだという説明だ。シリコンのコストは非常に安いから、リチウムイオン電池の10分の1のコストで蓄電ができるという。既にプロトタイプの設備ができているそうだから、もしこの方式が普及すれば、系統用の大規模蓄電に使われるのだろう。発表に拠れば、当初は10MWh、次いで200MWhの規模のものを建設するとしている。南オーストラリアには大規模風力発電が多く稼働しているために、この設備が有効に機能するのだろう。新しい蓄エネルギー技術がどんどん登場している。まだまだ新技術が出現するだろう。
昨夕、ワイフと一緒に天満駅すぐのところにあるライブハウスバーへ出かけた。プロのジャズトランペッターである息子が主宰するトリオの演奏を聴くためだ。聴衆の数が少なかったのは残念だが、間近でトランペット、ベース、ギターの演奏を満喫した。今日はウイークデーだったが、この25日にも別のメンバーと組んだトリオでライブ演奏をするらしい。店の名前はフラット・フラミンゴ。https://flatflamingo.jimdo.com/ ほぼ毎日ライブをやっている。