効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

今日もセミナーへ

今日も午後から奈良市内で、セミナーがあったのに出席。テーマは「地域に住み続けるために必要なこと」というで、サークルおてんとさんというユニークな活動をしているNPOが開催したもの。最初に千葉大学大学院の倉阪英史教授から、以前から続けておられる永続地帯の研究から見た地域の役割についての講演があり、つづいて、ならコープの再エネ共同基金の取り組み、生活クラブ生協の電力事業の取り組み、三郷町の木質バイオマス利用の取り組み、天川村の巻きボイラー導入の取り組み、の紹介があった。倉阪先生の研究には前から興味があったが、地域のエネルギーと食料の自給率を把握することで、人口減少下の地域の将来像を把握しようとするものを、具体例を惹きながらの説明で納得性のあるものだった。人、自然、もの、仕組みのマネジメントが地域を支える原動力になると言うことだった。その後の部分では奈良県の南半分にある森林資源を、そこにある小さな人口を抱える町村がどのように利用しようと努力しているかを教えて貰ったが、木質バイオマスの利用の難しさを再認識させられるものだった。
その後の懇親会が終わって外へ出ると凄い人出。今日は若草山の山焼きの日だったことを思い出させてくれた。近鉄奈良駅から眺めて見たが、山の稜線にわずかに火が見えるだけだった。