トランプ氏が米国の新大統領に選出されたことによって、世界がどうなるかについてどうも不安定な推測ばかり出ている。彼が実際に政権を率いる時が近づくと、今とは全く異なる様相が出ているかも知れない。
ところで、2009年8月9日にこの日記に書いた、御堂筋に自転車専用道路を造るという計画の一部が実現したようだ。場所は南海難波駅から千日前通りまでの200メートルという短い区間ではあるが、車の側道を廃止して歩道を拡幅するとともに新設したものだ。長期的にはパリのシャンゼリゼ通りのように「空間を楽しめる大通り」とするのが目標だという。御堂筋には比較的幅のある歩道があるが、そこを走る自転車の速度が早く、自分も何回か冷やっとしたことがある。当面この道路構造は残るが、新設されたこの自転車専用道路の効用が発揮されれば、拡大の機運は高まるに違いない。海外から来る観光客にも気に入って貰えるだろう。ただ、車道との取り合わせが難しくなるかも知れない。車からの乗り降りが不便になることは確かだが、車が大手をふってのさばる時代は終わったのだから、棲み分けをする工夫をしてほしい。そして、ここがモデルになって、自転車専用道路が必ず都市計画に組み込まれるようになってほしい。