効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

京都スマートシティーエクスポ

京都の国際会議場で表題の会合があるのに参加した。10時開会なので、奈良からは時間がかかる。また、ちょうどラッシュ時間にぶつかったため西大寺から乗換駅の竹田まで30分ほどつり革にぶら下がることになった。京都府知事、京都市長も最初に挨拶するという会合で、最初の紹介では28カ国から参加があるそうだ。結構な人数がいた。スマートシティーという概念は、最初エネルギーの効率的利用ということから始まっているが、次第に地域の住みやすさなど、地域環境の整備も含めたものとなりつつある。地域単位で発電や熱の生産をし、それを効率的に使うのだが、それが地域住民の幸せ度を向上できなければトータルとして良い効果が生まれたとは言えない。福島原発事故以来、エネルギー、それも電力の安定供給に視点が当たりすぎていたようだが、次第に日本でも住みやすさ、快適さ、などの実現に各種のデータをどのように組み合わせれば良いかという議論もなされるようになっていることを知って、やっとそこまで北かという感じを抱いた。ただ、住みやすい社会を生み出すために、各種のデータが収集され組むあわされて分析されるのだが、それにはデータセキュリティーの確保という問題もある。試行錯誤が今後も続けられるだろうと思いながら帰途についた。
https://expo.smartcity.kyoto/ で全体のプログラムが分かる。