効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

畑から温泉

熊本周辺ではまだ地震の後遺症が積み上がっている。その一つになるかも知れないニュースがあった。田んぼの真ん中から“温泉”が湧いたということだ。 熊本地震の発生後、熊本県阿蘇市狩尾地区の田んぼからぬるい湯が湧き出し、「温泉か」と話題になっている。地震の影響とみられるが、もともと井戸などがあった場所ではなく、住民は首をかしげる。記事はさらに、田園風景が広がる同地区。地震で地面がずれ、大きな起伏ができた県道沿いの田んぼの一角を見ると、高さ約50センチのパイプの先端からこんこんと透明な水が湧き出ていた。触ってみると生ぬるいと報じている。住民によると、湯は鉄分を含んでいるとみられ、約25メートル四方に広がる水たまりには、赤茶色の沈殿物が漂っていた。湯は米作りには使えず、水路も地震で壊れ、現在は田植えができない状態。温泉は25度以上で成分などの規定があるが、農地の持ち主は「湯量や温度が安定すれば、温泉として活用できるかもしれない」と期待する。現場から約200メートル先の井戸は水が出なくなり、2キロほど離れた温泉では湯量が増え、温度も上昇。一方、約3キロ先の内牧温泉は一部の源泉で湯量が減少するなどの異変が起きているというから、この辺り一帯の地下構造が大きく変動したのだろう。現在の地質学のレベルでは全く解明できない現象のようだ。トータルでメリットの方が多いという結果になってほしいものだ。