効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

米国企業が再生可能エネルギーの推進団体を

ヤフーとかウオールマートといった米国大手企業は、これまでも再生可能エネルギーの利用に熱心だった。企業の社会的責任としての行動だと理解できる。新聞報道によれば、マイクロソフトフェイスブックなど大口需要家60社以上が企業連合を結成し、風力や太陽光など再生可能エネルギーの調達拡大に向けて動くということだ。環境問題に取り組む非政府組織(NGO)4団体と連携し、2025年までに米国内の再生エネルギーの発電能力を60ギガワット増やすことを目指しているが、各社はBSR、ロッキー・マウンテン・インスティチュート、ワールド・リソーシズ・インスティチュート(WRI)、世界自然保護基金(WWF)のいずれか、もしくは複数のNGOに加盟している。これまでも環境問題へ熱心に取り組んできたということだろう。日本でこのように企業が連携して再生可能エネルギーを調達するという動きは知らない。だが、市民の関心の度合いが電力市場全面自由化を機に高まっているだけに、企業も何らかの行動を迫られるかもしれない。