今朝早めに家を出て、梅田のグランフロント大阪で開かれたクラウドコンピューティングに関するセミナーに出席し、午前中２つの講演を聞いたが、全くの失望。一つはクラウド周辺の専門用語の定義を全くしないで自社の進め方を説明したこと、もう一つはテスラ自動車に関する講演だったが、テスラの宣伝話だった。しかも後者は、スライドが東京の会合で見た物とほぼ変わらず、この日記でテスラ社の企業姿勢が良いと評価したのだが、資料の使い回しには大失望。展示場もあったのだが、幾つかのコーナーで質問をしてみると、クラウドというものの内容が、そのサービスを提供する事業者によって大きく異なることが分かったのが救い。テスラについても、現物展示がしてあったのを見て、普通の自動車ならエンジンが入っている部分も、収納部になっていることを知ったのが収穫。これまで気がつかなかった。車輪の駆動軸に電気モーターが付いているということだが、一つのモーターで左右の車輪の回転数が異なるときにどのように駆動を制御するかについては納得できる説明が得られなかった。自分の理解力の問題かもしれないが。一方グランフロントの建物については、手洗いを使ったときに、この便器で使う水は再処理水を使っている旨の表示がしてあったのに感心。どこで再処理をやっているか、処理後の残渣をどのように処理しているか、また調べてみたいと思った。断熱性の高い構造になっていることは知っていたのだが、水にまで配慮がされていたのには感心。休日でもないのに沢山の人出があったのにも驚かされた。
