効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラモーターズ

今日午後、英国から来た人と昼食を共にしたのち、蓄電池が主題の基調講演会に出席した。参加者が非常の多かったのだろう、付属の会場に放り込まれてテレビ画像で話を聞くことになった。日産、韓国のLG、テスラモーターズからの人が講演したが、テスラの日本法人の社長の話は印象深かった。脱ガソリンのトランスポーテーションを実現する、という理念を詳しく説明し、さらには、車の利便性を追求した結果、自動運転が不可避だという結論になったという。運転時に周辺の状況を取り込み、不安全なことが起きたときにはそれを学習してプログラムを修正。そのプログラムはさらに他の車に伝達される。そして、車に使われる蓄電池で、電気というエネルギーを持たない人のために蓄電池を普及させるという将来目標を持っているとのこと。理念を語るので、説明はほとんどシンボル的な画像で行われたのも、印象的だった。こちらの解釈が間違っているかもしれないが、テスラモーターズの動きに対する自分の評価も変わったようだ。好意的に過ぎるかもしれないが。展示場を歩いてみた感じでも、蓄電池が社会の中核としての位置を占めるようになっていると感じたことも影響しているかもしれない。