毎年参加している新しいエネルギー動向を知ることのできる会合、スマートエネルギー・ウイーク2016に今年も参加するために東京ビッグサイトに出かけた。昔はFC Expoと呼び習わしていたのだが、これがエネルギーに再生可能エネルギーが加わり、住宅のスマート化も課題になっていることから、スマートエネルギーと言われるようになった物だ。朝奈良を出て午後2時過ぎから展示を見て歩き回ったのだが、燃料電池の展示コーナーが隅の方に押し込まれているのは残念だった。いろいろ感じることがあったが、その一つは、木質バイオマスの利用について、チップを製造する機械が幾つも展示されていたことだ。奈良には森林が多いのに、木質チップの製造が進展していない。だが、これだけ幾つもの企業がチップ製造器を出しているということは、それだけ需要が増えてきていると言うことだろう。奈良でも木質チップ製造が拡大して、ボイラー燃料や発電用燃料に使う場所が増えてほしいなと思いながら会場を後にした。明日は英国から来日したリサーチャーと一緒に蓄電システムの展示場を歩き回ることになるだろう。かなり寒いので、外食してホテルに入るのは気が進まなかったので、デパ地下で適当な食材を仕入れて部屋で食べることにした。
