効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

燃料電池車80台

東京オリンピックへの準備とも言えるが、都バスとして燃料電池バス80台を準備することになったそうだ。その他に、路線ごとに外観の色を変え、案内表示にデジタル技術を多用した新モデルを投入する。都営バスは現在、全体で約1450台ある。21年度までに5%に相当する分を燃料電池バスにする。燃料電池バスは価格が1台1億円程度と通常のバスより倍以上で、まだ民間バス会社への広がりは見られない。都は「水素社会」の実現へ20年までに官民あわせて燃料電池バスを100台以上導入する目標を掲げており、先陣を切る。16年度にまず2台導入する。このために水素ステーションも新設されることになる。これが一般の燃料電池自動車にも解放されると良いが、設置場所はバスの車庫などだろうから、使い勝手が悪いかもしれない。いずれにしろ、これが財政的に可能であるのには少なからず驚かされる。