効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

電力自由化と再生可能エネルギー

今日は午後から、サークルおてんとさんというNPOが開催したセミナーに出席した。「電力システム改革と再生可能エネルギー〜市民が地域からできること〜」というテーマで都留文科大学社会学科の高橋 洋教授が、この難しい内容を分かりやすい語り口で話されたが、カバーする範囲が広いために、奈良商工会議所の中会議室一杯の聴衆がどれだけ理解できたかは分からない。電力システムということ自体、市民には基本知識が入っていないだろうから、それに電力自由化を加えるとわかりにくくなるし、それに再生可能エネルギーの将来が加わると、自分の理解に自信をもてなくなるだろう。再生可能エネルギーにも、風力や太陽光のように予測しにくい変動をするものもあれば、水力発電のように安定しているものもある。これを系統に連系すると言うことの意味が分かった人は半分もいなかったではなかっただろうか。自分も来月電力自由化とはということについて話を依頼されているが、自由化の内容自体が毎日のように変化しているのをどこでとりまとめるか、今から頭が痛い。