効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

エネルギー・経済統計要覧

毎年入手しているエネルギー・経済統計要覧の2015年版を今年は例年より少し遅れて入手した。日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット が編纂したもの。省エネルギーセンターから出されている。手にすっぽり入るほど小さな書籍だが、エネルギーについて考えたり書いたりするときに参照するのに便利なものだ。2013年年度までの資料だから、直近のものは他で探さなければならないが、エネルギーに関する様々な動向が要領よくまとめられている。amazonから到着した本を見て開いたページに日本の電源構成と発電量の推移を見ていて、原発の設備容量はここ数年変わらないが、発電量が2013年度末で0になっているのを見て、これがこれからの時間の経過の中でどのように変わるかなと思うと同時に、僅かではあるが着実に再生可能エネルギーが増えているのも、今後どのようになるかが気になった。この要覧では、新エネルギーという項目でくくられているが、この表現法には何となく異質感がある。この表現を英語に直すと、世界では通用しないからだ。この要覧資料の裏側には膨大なデータがあるのだが、それを意識しながら大事に使わせて貰おう。