効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

トラックの自動運転

このところ自動車の自動運転のニュースが良く出るようになったが、実際の路上でのテストができるまでになっているとは理解していなかった。だが、独ダイムラーは5日、米ネバダ州から高速道路でのトラックの自動運転実験の許可を得たと発表したことを知り、技術進歩の早さに唖然としている。米国では、乗用車の自動運転の公道実験はネバダ、カリフォルニア、フロリダ、ミシガンなどの州で許可されているとのこと。ダイムラー傘下の米トラック大手フレートライナー製トラック2台向けにネバダ州からナンバープレートが発行され、ネバダ州が設定した試験運転距離を問題なく走行し、州内の高速道路を自動運転できるようになったという。公道走行の許可を得たことで、実用化に向け実際の道路での不測の事態に対処するノウハウを蓄積できる。大型トラックの自動運転は、乗用車より実現が早いかも知れない。そしてその経済メリットも大きいだろう。特に、何台ものトラックが連なって走るケースも多いからだ。米国の場合その走行距離も大きいから、燃費の改善だけでも顕著なコストダウンになるだろう。世の中の動きの早さには驚かされる。