効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

関門連系線

Jパワーは関門海峡をまたいで九州と本州の送電網を結ぶ送電線「関門連系線」を張り替える。設備更新は1980年の運用開始以来初めてのようだ。九州から中国に向けては280万キロワットの送電容量があるが、中国から九州に向けては約60万キロワットと極めて小さい容量しかない。だが、九州から中国に向けてこれだけの容量があるのなら、九州電力太陽光発電をもっと導入することができるはずだ。いま系統連系の申請を保留しているが、今後どのような検討が行われるのだろうか。設備更新により電線トラブルを防ぐというが、どのように更新するのだろうか。陸上部分を含めた関門連系線の総延長は約64キロメートル。今は、高圧交流送電線が海底を走っているので、送電ロスが大きいはず。これを双方向に高圧直流送電に置き換えることはできるはずだが、設備コストは上がる。だが、送電ロスが大きく下がるので,長い目で見た場合、直流にするべきではないか。設備コストも含めて交流のままにするか、直流にするか検討すべきだろう。送電網を全日本で総括的な管理をするようになるのだから、これまでのルールにとらわれない更新計画が必要だと思う。再生可能エネルギーの大幅導入に向けて、このようなチャンスを利用しない手はない。