今日は昨年亡くなった妹の一周忌。ワイフと共に高槻まで電車で行き、妹の旦那にピックアップして貰った。午後からの内輪の式だったが、お坊さんの読経の後、お話を伺って一周忌行事は終わったが、その後家族でしばらくの雑談。その時に見せて貰った亡くなった妹の写真などと一緒に、亡父が娘である妹が4歳くらいの時の顔をクレパスで書いた絵(ポートレート)が遺品の中にあったとして見せて貰って、あらためて画家になりたかった親父の絵の才能を再確認すると同時に、その才を次弟が引き継いで建物のデザイナーとしてまだ現役でいるし、自分たちの長男が建築デザインをオーストラリアの大学で教えているなど、才の流れを再認識する機会となったのは嬉しいことだった。その後、高槻駅近くの中華料理点で軽く食事。そこで話題となったのは、高齢社会に於ける地域の対応のあり方という、我々の年代で必ず上がる単なる病気とかの領域を超えたものだった。次弟はいま住んでいる地域の老人会の会長をしながら、高齢者のショッピングを支援するための車の巡回をするグループを率いている。早く亡くなった三弟の妻は、民生委員を長く続けてきたし、いまでも地域のとりまとめに走り回っている様子。一周忌が来た亡き妹も、存命中は地域の世話役であった。亡妹の娘も社会問題解決に向けた分野を専門とする仕事と多面的に取り組んでいる。誇るべき家族だと再認識した。日本が迎えている高齢化社会の課題に、家族のメンバーがそれぞれに取り組んでいるのは嬉しいことだ。お前もと背中を押された感じを持ちながら帰宅。