効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

太陽光発電設備に対するローン

みずほ銀行は月内にも住宅メーカー数社と提携し、太陽光発電設備のある新築戸建て住宅向けローンの取り扱いを始めるということだ。住宅の場合、自家消費しなかった余剰分に対してのみ通常の電気料金単価より高く買取が行われるが、その売電収入を年収に合算して審査するしくみで、利用者がローンを組みやすくする。3メガ銀行では初めてだというが、このシステムは固定価格買取制度が安定的に進行すれば、取付を検討する人にとっても有利な条件となる。このローンが実現したのは、これまでの発電実績から見た売電収入との相関が具体的に把握できたからだろう。年収に対する返済比率が抑えられるため審査に通りやすくなる。金利は一般の住宅ローンと同水準にするという。問題は、今後新設される太陽光発電に対する買取固定価格が下がるのは確実だということで、その下がり方によっては年収加算比率が下がってしまうこともありうる。