効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

日本のコージェネとヒートポンプ

昨日午後、新大阪駅まで足を運んだ。英国スコットランドエディンバラに本社を置くDelta Energy & Environment社という、コージェネ関連の情報を集めて会員に提供しているリサーチ会社のオランダ駐在員が、1週間ほどの予定で日本へ来たからだ。自分はこの会社の日本窓口をしているし、今回訪日した人とは面識がなかったので顔合わせに出かけたのだ。彼は、名古屋に始まり、明石、大阪、東京と、キリ刻みのスケジュールで動き回っていた。新大阪駅内のコーヒーショップで、久しぶりに英語で対話をしたが、終わって見ると2時間ほども話し続けていて、帰途についたら疲れがどっと出た感じ。彼の来日主目的は、日本のコージェネ(CHP)とヒートポンプメーカーの動向を知るためにきたのだが、ヨーロッパでは日本の高効率なこの種の製品に大きな関心を寄せているとのこと。だが、それが日本からの製品輸出にすぐ結びつくほど市場は甘くない。彼の役目は日本のメーカーとヨーロッパのユーザーの橋渡しをすることだ。日欧両方のコージェネ、ヒートポンプ関連のレポートを作って売り込むことだが、彼が力を入れているのは情報のネットワークを作ることだった。自分もその中に組み込まれている。これまでは燃料電池を含む小型のCHPに関わる情報を英国に送っていたが、これから大型の製品についても収集しなければならなくなったようだ。プレス発表や新聞記事を英語にしてメールで送るのは結構時間と労力がいるのだが、自分がCHPなどの関心があるのでそれほど苦にはならない。とは言え、新たな情報源を開拓しなければなるまい。