効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

シンポジウムに出席

今日午後、大阪科学技術センターで開催された「COP19/CMP9の成果と課題」と題するシンポジウムに出席して、高村 ゆかりさん(名古屋大学大学院環境学研究科教授)、早川 光俊さん(CASA専務理)のお二人から、地球温暖化に関してこの間ポーランドワルシャワで開催された国際会議の模様を聞いた。地球温暖化防止ネットワーク関西とCASA(地球環境と大気汚染を考える全国市民会議:NPO)の共催。環境対応は難しいというのが正直な感想だ。参加国それぞれが違った立場にあるからだ。だが日本は、原発の今後がはっきりしないために、ごまかしに近い数字を示したことに対して、参加各国から批判を浴びたのだった。タイミングとしては仕方がなかったが、反原発を推進するこの会合の主催者は、原発ゼロを前提にして計算した数字を出すべきだったし、それでももっと二酸化炭素の排出量を減らせた筈だと指摘していた。原発が稼動していないことで国際収支が悪化していることについては全く話の中に出なかったことは不満ではあったが。