この3月に、日本の太平洋岸沿岸部で、海底にあるメタンハイドレートの採掘テストが行われた。その結果が良かったとも悪かったとも言われていなかったので気になっていたのだが、砂が入り込んでガスの採掘量が減ってしまうという形で、世界初の海底からの採掘成功にはならなかったそうだ。水深1000メートルの海底にパイプを差し込んでストローのように吸い込む方式だそうだが、周りの砂も一緒に巻き込んでしまい、2週間の予定だった実験は1週間で打ち切られたとのこと。いま日本海側でも採掘実証が行われているはずだが、量的には多いといわれる自前のエネルギーの候補であるメタンハイドレートの開発は、これからも難航しそうな感じがする。諦めるにはまだ早いが、採取のコストと安定性が商業化にふさわしいかどうかの結論は当分出ないだろう。残念なことだ。
雪は降らなかったが今日は寒かった。窓ふきでもしようと思っていたのだが、ギブアップ。多少汚れていても新年を迎えるのに支障はあるまい。