効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

デンマークの風力発電

昨日手元に来たメール資料で知ったのだが、デンマーク風力発電の発電量が大きくなり、この10月22日の夜、ピーク発電量がこの国の消費量の122%に達したそうだ。風力発電が大規模になったドイツやスペインでもこのような事態はまだ起こっていないという。デンマークは2020年までに風力の規模をさらに50%増やす計画を持っているから、このようなピーク発電量が需要を上回ることは頻発するようになるだろう。同国の送電系統が周辺の国に連系しているから可能になったものだということだが、日本でも系統を増強して、風がよく吹く地域と電力需要の高い地域を結ぶ送電線があれば、もっと風力発電を導入できるということを示している。デンマークの国土は日本に比べてかなり小さいのだから、いま日本にある電力会社間の系統容量増大をもっと真剣に取り組んで早く実現させることによって、原発ではなく風力発電を、日本の基盤電力とすることもできるはずだ。
9月に70にならずしてあの世へ旅立った妹のご亭主と娘が今日わざわざこちらまで足を運んでくれた。仏壇に入っている両親へ亡くなったことの報告と挨拶にということだった。車で1時間半かけて来てくれたのだ。妹は制度としての家からは離れているから、格別にこのようなことが必要であるわけではないと思うが、それだけに妹の思いに添ってくれたご亭主の気持ちが有り難かった。