効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

小泉元首相と「新しい火の創造」

先日小泉元首相が日本記者クラブで話をして、再度脱原発を主張したのは広く報じられている。その中の終わり近くで、参考になる資料としてエイモリー・ロビンスの新著「新しい火の創造」を上げたということを知人が教えてくれたので、ネットで調べたら下記のアドレスで詳細な話の内容が分かり、確かにこの本の紹介もしてくれている。訳者としては有り難い限り。これによって少しでも読んで貰え、効果的なエネルギー消費効率の重要さ、再生可能エネルギーのポテンシャルについて理解が深まるのを期待している。この本でロビンス博士の説明するところでは、努力しての脱原発というよりも、コスト競争力がないからなくなっていく、という趣旨になっていると理解しているのだが。
http://ch.nicovideo.jp/moss/blomaga/ar389115
このウエブに示された発言の、「総理大臣の権力をどう使うべきか」の項の最後の方にある。
全文を読んでみると、小泉さんの政治家としての力量も分かったような気がする。