効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

福島の浮体式洋上風力発電

この洋上風力発電の第一段となる2千キロワットがこの11日から運転を開始することになったようだ。2014年度には世界最大級となる7千キロワットの浮体式洋上風力発電機を2基、同じ海域に設置することになっている。設置するのは東京電力広野火力発電所の沖合約20キロメートルの海域で、水深は約120メートル。東北電力に売電するらしい。再生可能エネルギーからの電力の買取固定価格を、この洋上発電方式を考慮したものに設定するようだが、当面は着床式のものが対象になるというから、各地に着床方式のウインドファーム計画が出てくるかもしれない。
昨日聞いたドイツの情報に拠れば、昔は90メートルの高さだった風力タービンが、今では140メートルになっているとのこと。高さが違うと風の吹き方が大きく変わり、変動が少なくなるようだ。この高いところに小さめの風車を取り付けることによって、ウインドファーム全体の変動幅を抑制し、水素などに変換して蓄電し易くすると理解した。日本は当面まだ発電量の大きいものが狙いだろうが、このドイツの動きには興味を持たされた。
今日は結婚45周年。学園前のイタリアンレストランで食事。昨年も同じレストランだった。シェフも覚えていてくれて、デザートの皿に45周年お目出とうとイタリア語でチョコレートを使って書いて下さった。いろいろ話しながらの食事だったが、ワインを一本空けてしまった。少々飲み過ぎ。しかし、美味しい料理と昔を思い出しての話が、飲む速度を上げてくれたので気持ちよい酔い心地。