効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

北海道の送電網増強

久しぶりの快晴。2〜3日前の天候が嘘のようだ。上天気に誘われて散歩したが、稲穂が頭を垂れて稔りの秋を感じさせてくれる。この辺りに浸水はなかったようだ。ちょっとした川があって、そこから水を引いているのだから、可能性として水害に遭う可能性はあったのだろう。被害がなかったようなのはご同慶。
経済産業省は18日、北海道で風力発電の導入量を増やすため、官民共同で送電網を増強する事業の参加企業の公募を始めたと報じられている。ソフトバンク風力発電国内最大手、ユーラスエナジーホールディングス、丸紅などが応募を検討しているそうだ。経産省は民間資金を活用して送電網を充実させて、再生可能エネルギーの導入を北海道で実現させたいようだが、増強する送電系統の電力をどこへ持っていこうとしているのか示されていないのは問題だ。道内でその電力を消費しきれないことははっきりしているし、当面北本連系線の容量は60万キロワットしかないことも分かっている。最初から本土に接続できるような計画にしないと、無駄な投資になることは目に見えている。いつも主張していることだが、海底高圧送電で直接本土に連系させるべきものだ。