効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地熱発電

再生可能エネルギーからの発電の一つである地熱発電開発の規制緩和が認められ、固定価格買取制度の対象にもなった。しかし、探索にも時間がかかるために成果がでるのには数年はかかるだろうと思う。
「出光興産は7月中に北海道と秋田県の2カ所で地熱発電の掘削調査を始める。東日本大震災後のエネルギー政策見直しを契機に国内資源量が豊富な地熱発電の開発機運が高まっているのが背景。10年程度かけて試掘や環境影響評価を重ね、2020年代半ばの事業開始を目指す。」と報じられているが、厳しかった規制が少し緩和されたことでこのような動きが幾つか具体的になっている。太陽光発電のように、場所さえあればという性格のものではないために、ここでの発表記事の内容についても成功するかどうかは試掘の結果を見なければならず、事業化リスクは大きい。だが、火山国日本に潜在する量は大きいとされ、順調な開発が進めば極めて安定した発電出力を得られるはず。環境に与える影響の少ない方式の技術開発も進展しているから、火山帯の地下深くにある熱源をうまく確保できることを期待したい。