「奈良マラソン2013」が今年12月7，8日に開催される。奈良新聞の報じるところでは、その申し込みが郵送によるものは、受付初日の6月4日だけで定員に達したそうだ。もの凄い人気行事に育ったものだと感心する。インターネットで先行受付をしたようだが、開始後わずか半日で満員になっており、両方の申し込みが即日完売となって参加申し込みは全て締め切られた。郵送によるものは4日から12日までを受付期間に設定していたが、この状況から全種目の受付を設定期間前に締め切り、4日付け消印分だけで抽選を行うという。定員は、フルマラソン1,000人、10キロ500人、3キロジョギング200人。
4日付け消印のものだけを抽選するという方法が妥当かどうか。申し込み方法の告知内容に左右されるだろうが、主催者である実行委員会が非難されるのではないかと危惧している。4日付け消印は、郵便局の作業によって変わることはないのだろうか。早い者勝ちでは少々納得性がない気がする。処理量は膨大になるかもしれないが、予定されていた期間内で到着したものを抽選にかけるほうが公平ではないか。友人と誘い合っていて申込書の発送が遅れた人もあるだろう。折角ここまで育って、奈良を売り込む大きなエネルギー源になっているだけに、気配りが足りないのではないだろうか。いつも奈良のおもてなしがいわれるだけに心配だ。
