効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

発電の見える化

 大林組再生可能エネルギー創出事業を紹介するウェブサイトの公開を始め、「本日の発電状況」「発電事業所一覧」などを掲載しているそうだ。いま家庭やビルのエネルギー、特に電力消費量を数字で見ることができるようにするのが事業として成立しているが、再生可能エネルギーがどれほどの役割を果たしているかを知ることは難しかった。だが、例えば北海道でよく稼動している風力発電の映像とリアルタイムの発電出力が誰でもインターネットで簡単に見えるようになれば、これから電力市場が自由化されたときに風力発電からの電気を買いたいと思う人も増えるだろう。太陽光発電(特にメガソーラー)や水力発電地熱発電も同じこと。情報技術の進歩で難しいことではなくなった。これに広告を載せてもビジネスとして成立するかもしれない。20年ほど前にヨーロッパの風力発電をインターネットで見ることはできないかと提案したことがあったが一笑に付されてしまったのを思い出した。これから地域のエネルギー創出が言われるようになれば、家屋の屋根にある太陽光パネルからの発電を取りまとめると地域全体で幾らになるかというような方式も可能なはずだ。勿論初期投資は必要だが、そのPR効果は大きいだろう。自分がやってみたいが資金の裏付けがないから着手できないのは残念。アイデアだけ誰か買ってくれないかしら。