効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

新歌舞伎座

新装なった歌舞伎座が今日から開演。数日前には歌舞伎役者のお練りがあったのもニュースで見たが、日本の演劇史に新しい1ページを刻むことになると期待している。最近重鎮の歌舞伎俳優が続いて他界しているが、残る人達の踏ん張りが求められるのだろう。この日記を書いたのは、後から振り返って何日がこけら落とし(柿葺落)だったか見つけやすいようにとの気持ちからであるが、エネルギーの関連で変なコメントをすることにする。
新設なったこの劇場は、大きな商用ビルの一角に作られたものだ。デザインは伝統を守ったものであるが、その後ろには高層ビルが付属、いや高層ビルに伝統的形の歌舞伎座がくっついているという方が正しいのかもしれない。新しいビルの一部であるだけに、エネルギー効率にも配慮されているだろう。内部の設備は昔のものとは大きく異なっているだろうが、劇場としてのエネルギー消費が以前のものとどれほど変わったか、削減されたかを知りたいものだ。新しい構想の設備も組み込まれているために、劇場としての総エネルギー消費量は昔のものと比較して大きくなっている可能性はあるが、空調、照明などについて基準を決めて比較した数字があれば面白いと思う。話題となっている建物であるだけに、一般社会にエネルギー消費効率の向上がどのような形で実施されているかを広報する良いメディアとなると考えるのだが。本筋を離れているというお叱りがあることを覚悟しながらコメントする。