早めにホテルを出て国際展示場へ。何年か前に始まった燃料電池エクスポが拡大して、太陽電池、蓄電池、スマートグリッドなどのエクスポになっている。午前中は特別基調講演を聴いた。IEA、DOEから来た人の話に次いで、資源エネ庁新エネ・省エネ部長の新原さんの話があったが，一昨日からの話を参考にすると、新原さんはこれまでと違った発想で政策対応をしようとしていると強調していたが、いずれも海外には大きく遅れた対応になっているという感じが強かった。
引き続いてレセプションがあり、スコットランドにあるDelta Energy & Environment社のScottと落ちあった。参加者で満員。その後Scottに頼まれた日本のメーカーさんとの会合をアレンジして会場内のVIPルームで話をしたが、終始友好的な雰囲気で対話が続いたのは嬉しかった。久しぶりに通訳的な役割を果たしたが、耳の感度が落ちていることを実感させられたのは残念。しかし、これがDelta Energy & Environmentの新しいビジネスとなることを期待して、自分の経験も含めて説明できたのは、通訳の役割を超えていたが満足できるものだった。
多数の展示ブースを回るのは、長距離歩くのに匹敵する。どれだけが適量か分からないが可成りのものになっただろう。燃料電池と蓄電池を主として今日は見たが、素材、組立装置、検査装置など、いろいろな技術の総合製品だと言うことがよく分かった。
