小さなマイクロ水力発電で地域を活性化しようというプロジェクトについては、1月12日にここで書いた。ここで示された小さな発電機を手作りするというワークショップに参加しないかという誘いを受けたので、また吉野まで出かけた。幸い天気が良かったのは有り難かった。会場には40人を超える人が集まっていた。この前も参加者の数に驚いたが、今回も予想以上。熱意がそれだけ強いということだろうか。高齢者が多いのは仕方がないことだが。自転車のリムに予め取付穴を開けて準備してあるものに、アルミの平板を組み合わせて水を受ける皿を取り付ける。4つのテーブルに分かれて製作。小さなビス、ワッシャーなどを使って組み付けるのが意外に手間がかかる。締め付けにはペンチ2つでやらないとうまく締まらない。できあがったものを予め準備してくれていた意外に小さな水路を一時的に堰き止めたところから流れ出る水をこの羽根で受けて回した。数ボルトは出るから電力は4ワットほどの微々たるものだが、蓄電すれば使い道は多そうだ。製作はみんなで力を合わせて楽しかった。これを足がかりにどのようにして地域の活性化をするかが次の課題だろう。
