午後近鉄奈良駅まででかけた。その近くにできたiPhoneやiPadの修理をする店があり、そこへ昨日、液晶の画面表面のガラスにヒビが入ったのを直して貰うように依頼したのができあがったはずなのを受け取りに行ったのだ。どうして表面にヒビが入ったのか、理由は単純で、膝の上に載せていたのを忘れて立ち上がり石畳の上に落としたからだ。落ちどころが悪かったようで、フレームの一部に凹みができて、そこから画面一杯に割れ目が走ることになってしまった。幸いなことに表面をなでたり押したりして働かせる機能には問題なく、ひびのざらつくのを我慢すれば使えたので、しばらく我慢していたのは、Appleに修理を頼むとべらぼうに高いと聞いていたからだ。この間長男がオーストラリアから一時帰国していたときに、大阪に修理店があって1万5千円で修理可能だということと場所を教えてくれた。そんなところが奈良にないかをネットで調べてみたらあった。しかも代金は12,800円と大阪より安い。ここは主にiPhoneの修理をしているようで、普通は1時間ほど待てば修理できるらしいが、iPadの場合は画面が大きいために1日置かなくてはならなかったのだ。修理が終わったものを見て大満足。一部ゆがんでいたフレームもうまく削ってガラスをはめ込んでくれていた。その場でいろいろな機能に支障がないことをテストして見せてくれた。自分はほとんど使わない機能が多く、こんなことができるのかと改めて見直した次第。
帰りに歩いた商店街では、恵方巻きの巻き寿司を売っているお店が多かった。どの店も結構繁盛していて、修理完了祝いも兼ねて買って帰りたかったが、塩分濃度が寿司は高いので諦めざるを得なかったのは残念。ただ、つい最近営業を停止したVivreの前だけは、囲いがしてあって商店街の雰囲気を大きく壊していた。狙っていた客層が減ったというのが閉店の理由だったが、経営者の判断ミスが、というよりも、大きく方向を変える勇気を持てなかったことが客離れの原因だろう。後に入る候補企業はいまのところないようだ。奈良の中心街に大きな穴が空いた。