効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

東京ガスの燃料電池

東京ガスが今日出したプレスレリースによると、パナソニックと共同開発した2013年モデルの家庭用燃料電池システム「エネファーム」を、初めて200万円を下回る価格でこの4月1日から販売するということだ。部品点数の削減や主要部品の材料を見直すなどで、現行品より76万円の値下げを実現しており、発電効率と熱回収効率を合わせた総合効率は95%と現行品の85.8%から向上した。2012年モデルはバックアップボイラーも一体化した形状だったが、新製品はバックアップボイラーが別ユニットとなっている。パナソニックは2013年度に15,000台生産し、東京ガスがその内12,000台を販売するとしている。発表された仕様には示されていないが、多分外部からの電力供給が止まっても自立運転できる機能も付いているだろうから、かなり魅力的な商品になった感じがする。これに対して大阪ガス東芝グループがどういう商品を発表するかが楽しみだ。