効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

COP18

カタールのドーハで開催されている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP18)で、各国の姿勢を評価したNGOが、日本を米国に次ぐ2位の化石賞を授与した。日本は2度目の受賞。この日の長浜博行環境相の演説内容が具体策に乏しかったことが理由だという。今の日本から具体策が出ないのは、今の衆議院議員選挙で出されている公約と同じで、すぐ前が見えないからだ。原発の稼動動向で二酸化炭素排出量は左右される。日本ではそれが今後どうなるか全く分からないのだから具体策が出るはずはない。化石賞1位にならなかっただけでも良しとしなければなるまい。
このCOP18で心配されていた第二約束期間が合意される見通しとなったとも報じられている。第二約束期間は2013〜20年の8年間となることがほぼ確定。主要排出国が参加する新たな枠組は2020年に始まるため、削減義務を課せられる国がどこもないという空白期間は回避されたようだ。