効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

停電

昨日夕食準備中の時間帯に猛烈な雨と雷が襲ってきた。奈良周辺に暴風雨洪水警報が出されていたから、窓は閉めていたので特に慌てもしなかった。突然大きな落雷の音がして、家中が真っ暗になった。テレビも沈黙。すぐに復帰するだろうと思っていたが時間はどんどん長くなる。太陽電池を貯めた蓄電池照明をつけたから真っ暗ではないが、これだけ長い停電は珍しいことだなと考えていたら、ワイフが、ご近所の明かりが全部点いていることに気付いた。こりゃ大変。まずメインのブレーカーが落ちていないか調べ、変化はないことを確認してから、一度電源を切ってリスタートボタンを押してから電源を入れた。戻らない。自分でできるかとはこれしかないから、関西電力へ電話しようとした。ネットで電話番号を調べようと思ったがWiFiの電源がないので繋がらない。電話で案内サービスを使おうとしたが、これも光モーデムを使うのに電源が必要だからこれも無理。結局携帯電話で検索し電話して関電の窓口に繋がった。あちこちで停電している中で丁寧な応対をしてくれた。最初は自分が済ませたメインのブレーカーの操作を指示に従って再度行った。やはり駄目。係員を現場に送りますが、その前に電気メーターの傍に箱があるのを知っているかとの質問があり、場所は分かると返事したら、その蓋を開けてもう一つのブレーカーを操作できるかとのこと。雨に濡れながらだったが、何とかボックスの蓋を開けることができて、ブレーカーが現れた。そのスイッチを下に落としてほしいという指示だったが、指ではびくともしない。そう伝えたら,担当者は「これは硬いから力を入れてください」という。ぶら下がるように引っぱったら何とか切りモードになってくれた。そこで再度リセットボタンを押して後ブレーカーのスイッチを力まかせに押し上げた。そこは照明のないところだったが、ワイフが、門灯が点いたと叫ぶ。家の中も確認させたら全部復帰していた。関電の担当者にこれを伝えると、雷で主電源のブレーカーが誤作動したのですという言葉の後、「済みませんでした」と言った。これには驚いた。別に関西電力に落ち度がある問題ではないのだから、そこまで言われると恐縮だ。この担当者は現場もよく分かっていて、非常に適切な指示を出してくれた。ことらに多少の知識があったから対応できたが、主婦などでは無理だったかもしれない。しかし、何とか復帰させようと苦心してくれた関電の担当者をほめてあげたい。