効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

地球温暖化

九州に豪雨が続いている。奈良は昨日から天候が回復して暑くなっているが、九州にはまだ豪雨の可能性が残っているようだ。今回の異常な豪雨について、インタビューに答えた大学教授が、地球温暖化によって地表の水が吸い上げられて、それがまとまって地表に戻ってきたとも考えられると述べていた。そう考える方が良いのかもしれない。水の吸い上げが地表に水が少ない地域で起こると、干ばつなり砂漠化が起きる。気象変化が極端になるということだ。一時的なもので、地球温暖化の影響ではないという意見もあるだろう。だが、長期的にもたらされる可能性のある悪い方向には、早めに対応しなければもとに戻せなくなる。世界で風力発電太陽光発電の設置量が急速に伸びているのは一つの表れだろう。日本では太陽光発電がこれから大きく伸びることは確かだろうが、これが系統制御に障害となって、電力供給の安定性を損なわないとも限らないが、その度合は緊急性の高いものではないはずだ。風力は、日本の特殊要因である電力会社毎にほぼ分離された供給網があるために、当分大きくは伸びないだろうから、比較的対応しやすい太陽光発電から手を着けるのは、今の混乱の中では仕方がないことかもしれない。いずれにしろ、地球温暖化をもう一度念頭に戻す必要があるだろう。