効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

HEMSと家電

昨日の天気予報では朝から雨となっていたが、新三田まで出かけたときには雲は多かったが降っていなかった。キャンパスに着いて少ししたら雨。帰りもキャンパスからバスに乗った途端に豪雨。歩く距離で雨に降られなかったのは有り難かった。天の神様に感謝。
帰って夕刊を見たらまたエネルギー関係で自分に関心があることが一面トップ。このような記事が毎日のように出てくる。だが、今日の記事は、少しは安心させてくれるもの。HEMS(家庭内エネルギー管理システム)と家電機器について、東芝ミサワホームが一括制御して電力消費を抑制できるもの商品化するということだ。政府は今年度にHEMSに10万円の補助金を出すことになっているから、実負担は5万円程度のようだから早く普及するかもしれない。HEMSは次世代住宅「スマートハウス」の中核技術。制御装置は家電の電力消費量データをきめ細かく収集して「見える化」し、専用アダプターを介して家電の運転を制御すると紹介されているが、本来HEMSだけでは半分しか意味がない。もう半分はスマートメーターが取り付けられてHEMSと情報交換ができ、電力会社からの情報も使って家電を制御できるようにならなければならない。制御装置に経済産業省が推奨する新しい通信規格「エコーネット・ライト」を採用することになっているから、この面では混乱を避けられるが、肝心のスマートメーターの通信規格がこれに沿ったものになるかどうかまだ分からない。いずれにしろ、NECも制御装置の商品化を企画していると報じられて板だ、ここにどうしてパナソニックが一緒に登場しなかったのだろうか。2歩ほど遅れた印象だ。制御装置のついた家電はまだ市場には出ていないからHEMSから普及するが、既存の家電に制御装置を付けることも考えなければ今の電力不足対応はできない。