午前遅めに出発して宝塚市の山本まで出かけた。同市で新しく発足した市民グループ「新エネルギーをすすめる宝塚の会」から講演を依頼されたからだ。13時半から「分散型エネルギーの時代」と題して1時間半。その後30分程度の質疑時間を考えていたが、司会者が打ち切りをするまでどんどん手が上がって1時間ほどになってしまった。聴衆は50人ほどだったろうか。会場は公民館のセミナールームで階段教室のようになっている。ところが演壇が真ん中にあるが、そこに立つとスクリーンに影が出て、パワーポイントの画像が聴衆から見にくくなる。そのためで横へずれて話をしたが、PCの位置から立って話をすると手が届きにくいので、椅子に座って話をすることになったのは有り難かった。世界の電力供給構造、日本との比較、地域分散型エネルギーと話を進めたが、最初時間内に納まるか心配だった。なんとか予定の時間に終了できてほっとした。帰宅したのは夕方6時半。さすがに疲れた。このセミナーの窓口をしていた方が、報酬があまり出せないのに気を遣って、自作の銀のスプーンを我々2人のイニシャル入りで手渡してくださった。このような気遣いは有り難いことだ。
