効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

大飯原発で警報

夕刊各紙で報じられているはずだが、関電でいま再稼働に向けて配管系統の洗浄作業を行っている大飯原発3号機で、発電機の冷却水タンクの水位低下を示す警報が作動したようだ。昨夕に警報は鳴ったのだが、今日になって発表している。以前であれば、おそらく対外発表などしなかったような警報であったのかもしれない。関電内部で発表すべきかどうか逡巡したのちに、後でこの情報が非公式ルートで流れると逆に大きな問題となるとして記者会見したのではないか。これで再稼働までの日程が1日は長くなったことになる。実際はタンクの水位に異常はなかったということで、ポンプを動かしたことにより一時的に水位が変動したことが原因だという発表だが、警報は4分間も続いていたというから、その説明には納得性がないように思う。また、そんなに不正確な水位計が使われているのだとすれば、このような誤作動?はこれからも続くような気がする。2基がうまく立ち上がるとしても、このような行程遅れが重なるのは必至で、夏のピークが過ぎてからフル稼動に入る可能性は大きい。我慢の夏になりそうだ。