効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

規制緩和

政府は次世代エコカーの本命である燃料電池車の燃料を供給する水素ステーションの整備に乗り出すと報じられた。6月中に立地規制を緩和し、2015年までに100カ所の設置を目指している民間の計画を補助金などで支援する。燃料電池車開発に本腰を入れる米独韓との競争で後れを取らないように実用化を後押しし、エコカー分野での日本の技術の優位性を保つ狙いだという。6月中にこの規制緩和を実現させるというからまた早い動きだ。燃料電池車の普及は、そこからの電力供給も大きく見込めるということもあろう。これよりもしてほしい規制緩和がある。天然ガス自動車への燃料補給を家庭レベルでもできるようにするということだ。バスや宅急便のトラックには天然ガスを燃料にするものが増えている。効率も良いし、排気ガスも綺麗だからだ。天然ガスを昇圧して燃料ボンベに圧入するのだが、確か小型のコンプレッサーを家庭段階で使うのが規制でできないようになっているはず。高圧設備の管理者を置く必要があるとされているからだ。トラックであれ乗用車であれ、天然ガスが使えるように改造するのにはそれほどコストがかかる訳ではない。だから、取扱を無資格でできるようにすれば、コンプレッサーも高価なものではないから、普及させるのは難しい話ではないはず。走行距離もガソリンと同じ位と理解している。この規制緩和は検討されてはいないのかしら。