2週間ほど前、2匹居た猫の一匹が突然姿を消した。両方とも大阪のアパートに居た三男が我々と同居するようになったほぼ2年前に彼と一緒に移ってきたものだ。その内1匹（ゾロ）はすぐに我々にも馴染んだが、もう一匹（ミミ）はなかなかこちらに馴染んでくれず、家から一歩も出ようとしなかった。三男が出かけるときには必ず玄関まで出て見送ったが、外へは出ようとしなかった。三男がまた大阪の方に移ることになり、猫は残していくことになった。荷物を運び出したりしているとき、ミミは不安そうな顔をしていた。三男が完全に奈良を引き払ってしばらく、彼が帰ってくるのを待っている様子だったのが、急に姿を消してしまったのだ。いままで扉を開けてやっても、二階のベランダへは出ても庭先や玄関先には出たことがなかったので、どこか家の中で閉じ込められたのではないかと探したりもしたが居なかった。そこでミミの写真入りで、見かけた人に連絡してくれるよう依頼するチラシを作り、了解を得られたご近所の垣根などにぶら下げていただいた。しばらくは何の音沙汰もなかったのが、数日前から数件見かけ情報が入ってきはじめ、昨日は数時間前に見たという情報だった。これを三男に連絡すると、時間の調整をしてこちらへ帰ってきた。その前にワイフも情報のあったところ周辺を歩き回ったようだが、疲れ果てて帰ってきた。そこへ三男が帰宅してきて、薄暗い中を1時間ほど探したが、結局は期待空しくという事になってしまった。がっかりしながらの夕食だったが、これから数日はその情報のあった周辺を探ることになるだろう。
この騒動のせいでブログを1日抜かしてしまった。
