効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

太陽活動が心配

金環食フィーバーが終わった。今朝起き抜けに空を見たが曇り。無理かと思っていたら、丁度タイミングの良いときに雲が薄くなって金環状態をほんの数秒見ることができた。特に眼鏡を用意していなかったから、ちらちらだけだったが。その後友人のプロカメラマンが宝塚で撮影した日蝕を10枚くらいの写真で送ってくれた。この方が実感が出る。
今度のことは面白かったで終わるだろうが、昨夕のオーロラについて語るNHKスペシャル番組は、日頃心配していたことが現実になる可能性があることを教えてくれた。この方が自分にとっては重要だ。太陽活動が来年に向けて盛んになっているが、その時に地球へ飛来する電磁波が送電高圧線に異常を起こしたり、制御がおかしくなるという情報を前に得ていたので、実際に何か起きないか心配していた。昨日のプログラムでは、実際に大停電が起きたことや、カナダの鉄道で信号が誤作動して列車が正面衝突した可能性があることも報じられていた。スマートグリッドが拡充されると、その根幹は情報通信技術にある。その情報の流れが、太陽からの電磁波で少しでも乱れると、それが全体に波及して大停電を招く可能性があると理解した。制御がデリケートになるほど乱れに敏感となる。以前あるところでこの話をしたら、日本は場所の緯度が低いし、電力網の大きさが比較的小さいから、可能性は小さいと言われたことがある。しかし、どうもそれは正しくないようだ。電磁波の影響はオーロラで確認できるそうで、キューバで昔オーロラが見えたときがあったそうだから、日本も影響から逃れられないかもしれない。対応策があるのかないのか、それもはっきりしないのは不安なことだ。