効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

メガソーラーが続々

日本全体でメガソーラーの建設プロジェクトが雨後の竹の子のように出てきている。特に震災と原発事故に蹂躙されている東北地方については、メガソーラーを地域活性化の目的も込めて拡大しようとするのが政府なり地方自治体の考えのようだ。メガソーラーは建物の屋根とは違って空き面積を必要とする。この時に、津波に呑まれた農地、あるいは、放射能に汚染され、あるレベル以下の放射線だが除染が難しい平地にパネルを設置するのは意味があるように思う。短時間で塩分を除去するのは難しいと聞く。ここにソーラーパネルを設置すると同時に、その土地から塩分を、時間をかけて洗い流せるような設備も同時に埋め込む。メガソーラーは20年ほどで取り替えの時期に入るはずだから、その時点で可能ならば農地に戻すこともできるのではないか。放射能が残っていて長期に人が住めないところでも、ソーラーパネルに損傷が起こるような強い放射線は出ていない筈だから、放射能半減期を考えると、20年ほどでかなり放射能は減少しているだろう。ソーラーパネルは運転に人手は必要がないので、強い放射線でなければ普通に稼動させることができるはず。制御に必要な設備は遠方に設置するなり、放射線からの防護を十分に行った建物を作れば良い。ここにもオペレーターが常時居る必要はないはず。このような条件に合う場所がどれほどあるか分からないが、一つや二つのメガソーラーなら設置できるのではと考えている。独断と偏見に満ちているとお叱りを受けるかも知れないが。