効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

1月19日の日記にコメントが

1月29日にメガソーラーが農地を駄目にすると書いたことにコメントをつけていただいた。『農地の上に太陽光発電パネルを設置する「ソーラーシェアリング」を提唱している方がいます。 http://www.townnews.co.jp/0206/2012/02/03/133870.html
http://www.d3.dion.ne.jp/~higashi9/haihukWhjpg.pdf
これは耕作放棄地ではありませんが、農地と太陽光発電を両立するという面白いアイデアです。こういうやり方ならば草刈りの手間がかかるかもしれませんが耕作放棄地を緑地のままに太陽光発電ができるのではないでしょうか?』がその内容。確かにそのとおりでしょう。太陽電池セルの中には透明なものもあるし、隙間を空けた設置もあるでしょう。耕作できるものが前とは同じではないかもしれないが。パネルの設置コストは幾らか上がるだろうが、それに見合った価格で売電できれば普及するかも知れない。昨日、一昨日の日記のような方式か実現できればよいのだと思う。
ソフトバンク孫社長が中心になった設立された自然エネルギー財団が、7月の固定買取価格設定に対する提言をしている。7%の収益が出るようにということだ。おそらく買取価格が上がるからということで反対が出るだろうが、これから増大させなくてはならない火力発電のように、燃料価格の変動リスクはゼロだし、メンテコストも殆どかからない発電になるので、長い目で見れば安くつく可能性もある。一度にどんと設置されるのではなく、徐々に増えるのだから、全体の電気料金の上昇も許容できるものとなると思う。ドイツの電力価格は自然エネルギーの増加で上がったが、一般需要家から強い反対は出ていないと報告されているのと同じになると思う。