効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

今日の関西電力の供給能力に対する需要の比率が90%を超えている。東京電力の実績はそこまでは行かなかった。ところが、東北電力は一時98%に達したらしい。これは完全な綱渡りだ。今朝テニスに出かけたら暑かったが、東北電力の苦しさは自社の水力発電所が大雨の影響で故障しているところが多いからだと理解している。予備率は本来このような突発的な事故とか予想もできない熱波が来て冷房需要が急増するとかに備えてのことだ。しかし、いまでは、どれほど節電に協力したかの度合いの表示みたいになっている。8月が終わるまで本土の電力会社はどこも同じように苦しい状況だろう。東では東北電力だが、西は九州電力が厳しい状況にあるようだ。火力発電所のトラブルが起きているからだ。
これとは全く違ったことだが、東北地方で水源が放射能汚染する可能性はないのかと心配している。まったくの素人だが、放射性物質が最近の大雨で水源地あたりに蓄積されてはいないだろうか。降った雨は地中にしみ込んで地下水となり、それが地表へ出てきて河川水や湖沼水になるのには時間がかかる。だが、もしこのような水源に放射能を含むものが発見されたら、水道水も飲めなくなる。少なくとも、いまの浄水機能の中に放射能除去機能は入っていないのだから、その水道供給区域については、内部汚染による放射線障害の心配が出てくる。
風の方向によっては放射能を含んだ風は富士山に向かうこともあるだろう。富士山の表面積は大きいから、雨がその時に降れば、雨が浸透して地表に出るまでは何ヶ月かはかかるだろう。富士の裾野には無数の伏流水がある。この放射能チェックをする必要はないだろうか。これが杞憂であってほしい。