効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

みんなのエネルギー・環境会議

7月22日に「みんなのエネルギー・環境会議」(MEEC)設立に関する記者会見が設立発起人によって東京の渋谷で行われた。この会議は、幸せ経済社会研究所(東京都世田谷区 所長:枝廣淳子)・一般社団法人APバンク(本社:東京都港区 代表理事小林武史)・特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(東京都中野区 所長:飯田哲也)・ピースボート(本部:東京都新宿区 共同代表:吉岡達也)が、日本のエネルギーの今後についてさまざまな立場や考え方の人々がオープンに語り、議論し、対話する場をつくることをめざして行うものだ。第一回会議が7月31日に長野県茅野市にある諏訪東京理科大学で予定され、それに先だって趣旨をメディアにアナウンスするための記者会見だった。
枝廣淳子さん、飯田哲也さんは昔からお付き合いさせていただいている。この情報を奈良という田舎で得たのも、枝廣さんが始められた「enviro-news」というメールニュースで知らして貰ったからだ。その記者会見の内容もこのenviro-newsで、記者会見の映像アーカイブはこちらにあります。(1時間ぐらいです)
http://www.ustream.tv/recorded/16162993/ と知らせて貰ったので、じっくり見ることができた。第一回会議は長野だが、これから各地で開催され、立場が違った人たちが意見交換を自由に、かつ、お互いの立場を認め合いながら議論する場に育ちそうな感じだ。記者会見でも述べられていたが、これまでのエネルギー政策については、基本はお役所に任せながら、お役所からの提案にはただかみつくだけ、であったものを、異なった意見が依って立つ具体的情報を開示しながら議論する場にしたいということだ。ぜひこのアーカイブを覗いてほしい。この31日には長野へ出かけることができないので、これもアーカイブで流して貰えるだろうと期待している。
初めて枝廣さんが全体の司会をするのを見せて貰ったが、見事なものだった。ご自分の主張も明確でよく分かる語り口で示しておられる。敬服、脱帽。