効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

気温任せ

今日は連休明けだから仕事を大急ぎで処理している人も多いだろう。もしかんかん照りであれば、仕事を優先して冷房を抑えるなどしない人も当然出てくる。しかし、今日は大型台風が四国に接近しているので、奈良も一日雨と時に風。この3日間滞在してくれていた長男夫妻と孫(男の子)が午後に関空行きのバスに乗るのを見送りに行ったときは、雨も小やみになっていて過ごしやすい気温になっていた。これが晴れの日だったら気分は大きく変わっていただろう。心配はオーストラリアのブリスベンへ飛ぶ飛行機が無事に離陸するかどうかだ。離陸であれば多少の風でも飛ぶはずだが、もしブリスベンからの飛行機が風を警戒して到着していなかったら欠航ということになる。いまのところ特に電話もないから大丈夫なのだろう。
関電の電気予報を見ると、ピーク対応容量に対して七〇数パーセントという余裕になっている。しかし、和歌山の方では大雨による配電系統のトラブルで一〇〇数十戸が停電している。電気の供給はこのような災害に弱いこともこれで分かる。計画停電は一種の災害だと達観すれば、ある程度は仕方がないと諦められるかもしれない。だが、災害は何度も起こることはほとんどないから、その達観にも限度がある。これからしばらくは気温任せになるのは何とも情けないことではあるが、それによって日本社会はこれまでにない経験をすることになるのかもしれない。その経験をうまく生かせば、新しい発展の原動力になるのかも。生かせないほど激甚な現象になれば、社会は活力を失うことになる。気力を強く維持することが肝要だということか。
午後7時過ぎから大阪のライブハウスへワイフと一緒に、三男のリードするジャズ・クインテットの演奏を聴きにいった。このバンドができて初めてのライブ。久しぶりに彼のトランペットをフルに聴いた。遅く帰ったが風も雨もなく台風はどこへいったのか。